アドリブソロの練習する時の注意点とコツ!!フレーズコピー編

どうもどうも〜!!
ジャズベーシストの森田哲生です〜。笑
本日は、ジャズなどの音楽でアドリブソロをやろうと練習する時に陥りがちな注意点について触れていきたいと思います!!
ジャズのアドリブソロを弾く方法その1でも少し触れましたが、今回はそこを掘り下げたいと思います。
まず、第一に言えることは、

コピーするフレーズは短めなのが良い!!

と言う事です。
説明していきますね。笑
ジャズのアドリブソロを弾く方法その1でも触れましたが、”初心者でも簡単に弾ける〜”と言った文言の、一曲丸々著者が作ったアドリブが譜面に起こされており、それを練習させ、弾けるようになる本での練習やレッスンは避けた方が良いです。
理由はいくつかあります。
・まずは、そもそも、本に記譜されているものだけを練習して弾けるようになっても、本質的にアドリブを、ジャズを弾けるようになっている訳ではないと言う事です。
・更には、その練習をやり続けても、ほぼ、アドリブを弾けるようにはなりません。
・もっと言うと、実際にその練習をやった事がある方なら分かると思いますが、一曲丸々、人が作ったものをコピーするのは本当に大変な作業です。しかも、大変な思いをして弾けるようになった曲も、数日、数ヶ月経つと、ほとんど忘れてしまい弾けなくなってしまいます。

そこで、コピーするフレーズは短めなのが良い!!です。笑

なぜ短いフレーズのが良いのか!?

ジャズのアドリブを弾くと言うのは、話をするのと同じ様な感じだとイメージしてください。
先に述べた練習法は、人が書いたあまり理解の出来ない論文を見ながら、もしくは、文字面だけ覚えて講演をする様なものです。
読み上げているだけで、そこに自分の意思や、なぜその話や言い回しを使っているのかは理解し得ないのです。
それに対し、短いフレーズをコピーする練習する行為は、語学で言うなら、単語を覚える作業に近いものがあります。
短いフレーズなら忘れる事も少なくなるでしょうし、何より覚えて弾ける様になるまでに時間がそれほど掛かりません。
少し上級な話になりますが、そのフレーズがその時のコードとどんな感じで作用しているか分析し、更に、キーを変えて練習しておくと、より多くのシュチュエーションで使う事ができ、1フレーズ辺りの練習量も増えるので、忘れにくくなります。
少し難しい話をしました。笑
と言いますのも、この短いフレーズをコピーする練習法でさえ、アドリブ練習の超初期段階ではあまりオススメしません。
初期段階の人にとっては、大変な練習法な上、通して演奏するのが困難なので、挫折する率が上がります。

じゃ、どんな事から取り組めば良いの?!

まずは、語学で言うなら話すコツと言いますか、もう少し簡単な情報のみで話す事自体に慣れる事が第一優先だと思います。より簡単なツールのみで、アドリブを話すコツみたいなものを少し掴んだら、よりジャズらしい歌い回しを会得する為に新たな単語を覚える、そしてその新たな単語(フレーズ)を使ってまた話してみる(アドリブを弾いてみる)といった流れが、初期段階では一番効果的です。

アドリブ練習の超初期段階にやると良い、より簡単なツールのみでアドリブを弾く練習法については、こちら!!

では!!

2018.1.2

ジャズのアドリブについて

コメント一覧

コメントはこちらからどうぞ